Q. 枝毛が多く、髪がバサバサです。

髪の毛1本1本は、キューティクルという膜で覆われています。
髪の拡大写真で鱗のようにギザギザした部分がキューティクルです。

キューティクル

このキューティクルが傷んで剝げ落ちると、中の髪の毛の繊維がばらけて裂傷します。
これが枝毛です。

枝毛の原因には、頻繁なカラーやパーマ、縮毛矯正、また栄養不足や血行不良による頭皮の衰弱などが考えられます。

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枝毛の大きな原因、カラーやパーマ

カラーやパーマ、そして縮毛矯正は枝毛が多かったり髪が傷んでいるならば、やるべきではありません。

カラー剤やパーマ液は、1度、髪のタンパク質をアルカリで破壊し、色を入れたりクセを付けたりするものですのでやはり髪は傷みます。

細く茶色い髪の毛

壊れた髪はトリートメント剤をつければ修復できると思っている方も多いのですが、髪の毛は一度傷んだら元には戻りません。
市販のトリートメント剤はあくまでコーティング。落ちてくればまた傷んだ髪が露出するのです。

傷んだ枝毛の多い髪を一番確実に修復するのは、きちんと切れるハサミで(美容室によってもはさみの質に差があります)毛先を傷まないようにカットすることです。

枝毛だけでなく、気になるのは頭皮への影響

カラーやパーマを頻繁にされる女性は、枝毛だけでなく、髪が細くなったり抜け毛が増えたりと髪のボリュームも気になり出すことがあります。
ボリュームがないと自覚される頃にはかなり頭皮ダメージが蓄積されていると考えられます。

頭皮のダメージから、毛穴が太くしっかりとした髪の毛を生やす力を失ってしまっているのです。

また、慢性的な肩こりや眼の疲れから、頭皮の毛細血管が収縮し、毛根の血管まで栄養が渡っていなかったり、ダイエット等による栄養不足から髪を作る栄養素のものが足りないと言う場合も考えられます。

このように枝毛や髪の毛の痛みが気になっている場合は、頭皮もダメージを受けている可能性が高いので、将来的に枝毛だけでなく、細毛・抜け毛によるボリュームダウンが現れてくることがあります。

もし、髪質に気になることがありましたら1度頭皮/毛髪の総合的なカウンセリングにいらしてください。頭皮の衰弱や髪の傷みがどの程度なのかを判断し、将来的な薄毛予防を一緒にしていきましょう。

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本日の育毛ポイント!

枝毛は頭皮の衰弱の現れである可能性が高いです。

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